映画タイタニックの伏線は?どのように回収されたのかも徹底解説!についてわかりやすく取り上げていきたいと思います!
映画タイタニックは今から25年以上前に公開された映画です。
実際にあった、タイタニック号沈没事故をもとに制作された作品です。
古い映画ですが、今でも地上波で放送されるなど、度々注目されます。
中でも船が沈没するシーンは、何度見ても臨場感があり、ハラハラしてしまいます。
ご覧になったことがある方は多いかと思いますが、見逃しているかもしれない伏線とその回収について解説していきます。
▼この記事はこんな方におすすめ▼
- 映画タイタニックの伏線について知りたい方
- 伏線がどのように回収されたか知りたい方
映画タイタニックの基本情報とあらすじ
映画タイタニックの基本情報とあらすじをおさらいしていきます。
映画タイタニックの基本情報
- 題名:Titanic
- 制作:アメリカ
- 公開日:1997年12月20日
- 上映時間:189分
- 監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
- キャスト:レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、ビリー・ゼイン、キャシー・ベイツほか
映画タイタニックのあらすじ
タイタニック号沈没から84年。タイタニック号を調査するレジャーハンターはダイヤモンド「碧洋のハート」を捜索していました。
しかし、見つけたのは碧洋のハートを身に着けた女性の絵でした。
その絵の発見をきっかけにとレジャーハンターはローズからタイタニック号での話を聞くことになります。
1912年、イギリスの画家であるジャックは、ポーカーで豪華客船タイタニックの乗船チケットを手に入れます。
アメリカに行って夢を追いかけたいジャックは、タイタニックに乗り込みます。
船上でジャックは上流階級の娘ローズに目を奪われます。
ローズは大学で青春を謳歌していましたが、経済状況が悪化した一家を救うため母が強引に結婚を決めました。
ある夜、自分の境遇に耐えられなくなり、身投げしようとしたところ、ジャックに救われます。
ローズは婚約中で、ジャックとは身分の差がかなりあったものお互いに惹かれ合います。
2人は楽しいひと時を過ごしていました。
しかし、「沈まない船」と言われていたタイタニックが氷山に衝突したことで瞬く間に海に引きずり込まれ、船内はパニックになります。
2人の恋の行方はどうなるのでしょうか?
映画タイタニックの伏線一覧
映画タイタニックの中で、どのような伏線があったのでしょうか。
伏線①:宝石の女の絵
ローズはジャックの絵の才能に気が付きます。
スケッチブックに描かれた絵を見ながら2人は会話を楽しんでいます。
パリのカフェにいたおばあさんで、いつもありったけの宝石を身に着けて帰らぬ恋人を待っているとジャックがローズに説明します。
伏線②:たばこを吸うローズ
食堂で食事をする際、ローズはヨーロッパの文化でたばこを吸います。
しかし、母は「たばこは嫌いだ、やめなさい」と叱られます。
伏線③:馬にまたがる女
ローズはジャックの絵を見て「人の本質を見抜く力がある」と言います。
ローズ自身はどんな女なのか聞かれたジャックは「君は馬にまたがる女だ」と答えます。
伏線④:タイタニック号が沈没し、海に投げ出されたジャックからローズへのメッセージ
「君は子供を産んで、成長を見届ける。
年を取って温かいベッドで死ぬんだ。
「ここじゃない、いいね?」とジャックはローズに伝えます。
映画タイタニックの伏線はどう回収された?
映画タイタニックの伏線をご紹介しましたが、どのように回収されたのでしょうか。
一つずつ解説していきます。
伏線の回収①:宝石の女の絵
「いつもありったけの宝石を身に着けて帰らぬ恋人を待っている」というおばさんの話で、タイタニック号が沈没し、愛する人を失ったローズに、おばさんのようになってはいけないというメッセージが物語全体に込められています。
自分がその立場になると、そのようなメッセージの意味を理解することはできても、自分の力で立ち上がって人生を歩んでいくというのはなかなか難しそうですよね。
伏線の回収②:たばこを吸うローズ
ヨーロッパの上級者会で女性がたばこを吸うことは当たり前だったそうです。
しかし、これからアメリカへ行こうとしていて、アメリカではそのような文化はないので、「やめなさい」と母は叱ります。
それもきっかけの一つとなり、ヨーロッパでの生活や大学に未練があるローズは船尾から身投げしようとします。
そして船尾にはたばこを吸うジャックがおり、そこで2人は出会うことになるのです。
伏線の回収③:馬にまたがる女
ジャックはローズのことを「馬にまたがるような女だ」と言います。
ローズはそれを聞いて笑いますが、最後にローズが持ち歩く写真が映るシーンで馬にまたがって笑顔のローズが写っています。
また、大学を中退してタイタニック号に乗っていたローズでしたが、モルタルボードをかぶる写真もあったことから、事故以来、大学に行きなおしたのではないかと思われます。
伏線の回収④:タイタニック号が沈没し、海に投げ出されたジャックからローズへのメッセージ
極寒の海の上で船の破片にローズを乗せて自分は海に浸かったままで、「ここで死ぬな」と励まします。
ローズは言われた通り、救出されてから現在まで人生をしっかりと楽しみ、暖かいベッドで静かに目を閉じます。
そしてジャックと再開するのです。
しっかりとジャックとの約束を果たし、人生を全うしたローズは立派ですよね。
最後の眠るシーンは息を引き取ったということなのでしょうか。
ジャックとの再会をタイタニック号で亡くなった人たちに祝福されるシーンは、今、家族と過ごす日常が幸せであることを改めて実感する感動的なシーンとなっています。
もう一度見たくなる!映画タイタニックの伏線とその回収を徹底解説!まとめ
タイタニックの伏線とその回収についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
大切な人を目の前で亡くしても、しっかりと想いを受け継いで立ち上がって生きていけるか…自分の人生だったら、と考えずにはいられません。
ローズはジャックに言われた通りの人生を歩みましたが、ローズの元婚約者のキャルは事故後、ローズ以外の人と結婚しましたが、経済状況が上手くいかず自害してしまいます。
命をかけた大きな出来事を同じように経験しても、考え方や行動が違えば人生の明暗を分けてしまうんだということも学べました。
映画タイタニックがラストシーンに近づくにつれ、伏線が回収されていき、自分自身の人生も豊かにしたいと考え方が変わりました。
サブスクやDVDで見ることができるみたいですので、まだ見たことのない方は是非見てみてください。
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