映画タイタニックでジャックはなぜ沈んだ?死因についても解説!についてわかりやすく取り上げていきたいと思います!
映画「タイタニック」は1912年に実際に起きた沈没事故をもとに制作された映画です。
貧しい画家のジャックと、上流階級のローズとの恋愛を描かれています。
1997年に公開されて沢山の賞を受賞しました。
そして、衝撃のラストシーン!
タイタニック号が沈没した後、ジャックは命を落とし海に沈んでいきます。
ジャックはなぜ沈んだのか、生き残ることは出来なかったのか、死因は何なのか疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、映画タイタニック号でジャックがなぜ沈んだのか、その死因についてもに解説していきます。
▼この記事はこんな方におすすめ▼
・ジャックの死因について知りたい方
「タイタニック」の沈没後にジャックはなぜ死んだのか
ジャックはタイタニック号の沈没により、マイナス2度の海に投げ出されました。
そして低体温症を発症し、凍死したと言われています。
低体温症とは、「体温が35度以下に低下した状態」を言い、死亡率は20パーセント~90パーセントと、危険な疾患です。
通常の体温以下になると、体が震えたり、思うように動けなくなる、過呼吸になるなどの症状があります。
そして35度以下の経度低体温症になると思考力・判断力の低下や表情が乏しくなります。
32度以下の中等度低体温症になると意識障害や筋肉の硬直、寝たままで動かないなどの症状が現れ、28度未満の重度低体温症になると深いこん睡状態になり、意識がなくなります。
22度以下で呼吸が止まり、20度以下で心臓が止まります。
タイタニックの沈没事故でジャックだけではなく、多くの人が海で低体温症により亡くなったそうです。
避難用のボートがもっと沢山用意されていれば、もっと早く救助が来ていれば、船の速度がゆっくりで流氷に対する注意がもっとされていれば、こんなにも大きな事故にはならなかったかもしれません。
現在も水難事故が度々起きており、安全対策をさらに考え直してほしいと思いました。
ジャックが生き残れた可能性はあるのか
タイタニック号が沈没した後、ローズは船の残骸の上にのぼり、生き残ることが出来ました。
その残骸は2人が乗れるほどの大きさはあったとのことから、ファンからは2人とも生き残ることができたのではないかと言われています。
実は、アメリカで放送された番組内で実験されていました。
ジャックとローズが2人とも船の残骸に乗れたかというテストでは、乗るスペースはあったが、2人ともとても冷たい海に浸かってしまうという結論でした。
マイナス2度の水温では15分ほどで低体温症になり、2人とも命を落としていたでしょう。
重要な臓器のある、上半身だけでも海上に出すと生き残れたのではないかというテストでは、すでに2人とも体力消耗の激しかったことから生き残る可能性は低いとされました。
そして、ローズのライフジャケットをジャックに着せるというテストでは、生き残れた可能性はありますが、ローズを危険にさらすようなことはジャックならしないのではないかという結論に至りました。
映画を見ていると、2人で生き残って幸せな未来を歩んでいってほしいと願わずにはいられないので、ジャックが亡くなってしまったシーンはとてもつらいですよね。
「タイタニック」の最後にジャックはなぜ沈んだのか
ローズが船の残骸に乗り、ジャックは海水に浸かっている状態で、しばらくして救助が来ます。
しかし、ローズが救助の船に気がつき、ジャックに話しかけると、もうすでにジャックは亡くなっていました。
ローズとジャックの手が離れた後、ジャックは海に沈んでいきます。
死体は海に沈むのか?と疑問に思った方もいるのではないでしょうか。
溺死の場合はまず沈むそうですが、通常の死体は肺に空気が入っているため浮きます。
ジャックは溺れてはいませんでしたが、救命胴衣を着けていない、さらに服が水を吸って重たくなっていたので沈んだのではないでしょうか。
ジャックの死は沢山の人の心に残ったと思います。
ジャックのローズへのメッセージは私たちにも当てはまる物が多くありました。
そして、ただ美しいだけの物語ではなく、色々な事情が背景にあり、色々な感情が描かれていました。
だから25年以上経った今でも話題になり、さまざまな謎について議論されているのではないでしょうか。
調べれば調べるほどもう一度見たくなる、まさに不朽の名作ですね。
映画タイタニックでジャックはなぜ沈んだ?死因についても解説!まとめ
映画「タイタニック」でジャックが浮かぶことなく沈んでいったのはなぜか、について解説しました。
ジャックは低体温症により死亡しました。
そして救命胴衣を着けていなかったこと、服が水を吸って重たくなっていたためジャックは沈んでしまいました。
救命胴衣を着けていれば生き残れたかもしれません。
最後までローズを大切にし、守り抜いたジャックの姿には何度見ても感動します。
彼はタイタニックの行き先であるアメリカに希望を持っていました。もし2人が生き残っていれば、ジャックとローズは幸せに生きていったのではないかと考えると、残念で仕方ありません。
「タイタニック」は人生においての考え方や価値観について考えさせられる映画でした。
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