おでん圧力鍋に入れてはいけないものは?注意点やおいしく作るコツ!について画像などを交えながらわかりやすく取り上げていきたいと思います!
寒くなると食べたくなるのがやっぱり“おでん”
アツアツ・ホクホクの食材が体をぽっかぽかにしてくれますよね!
そんんばおでんですが、圧力鍋で調理をする際はちょっぴり注意が必要です。
入れてはいけないものがあったんです…。
そこで今回は、おでんを圧力鍋で調理する際に入れてはいけないものを紹介し、おいしく作るコツもお伝えしていきます。
▼この記事はこんな方におすすめ▼
- おでん圧力鍋に入れてはいけないものが知りたい方
- おでん圧力鍋で注意する点やおいしく作るコツが気になる方
おでん圧力鍋に入れてはいけないものは?
圧力鍋に入れてはいけないもの① :じゃがいも
圧力鍋に入れてはいけないものの1つ目は、「じゃがいも」です。
じゃがいもは煮れば煮るほど形がなくなりトロトロになり、汁に溶け出していきますよね。
圧力鍋に入れてしまうと煮込みすぎてしまうため、形がなくなります。
せっかく入れたじゃがいもも、汁に溶けてなくなってしまうことになってしまいます。
それでは出汁も白く濁ってしまいます。
しかし、おでんにじゃがいもを入れたい方もいらっしゃると思います。
そんな方は、加熱調理後にお鍋に入れましょう。
お鍋に入れる前の下ごしらえとして、ラップをして電子レンジで加熱しておくと、お鍋に入れて温める程度で美味しく食べることができます。
もちろん、トロトロのじゃがいもや、じゃがいもが溶け出した出汁が好みの方は是非、最初から圧力鍋で煮込んで下さい。
圧力鍋で煮込むと短時間でトロトロになりますよ。
圧力鍋に入れてはいけないもの② :練り物
圧力鍋に入れてはいけないものの2つ目は、「練り物」です。
おでんの具材の大半は練り物と言っていいほど多くの練り物が入っており、練り物はおでんには欠かせない具材です。
例えば、ちくわ、はんぺん、ちくわぶ、さつま揚げがあります。しかし、これらの具材は水分を含むと膨張してしまいます。
圧力鍋でないお鍋でおでんを作る際も、お鍋に入れて煮込んでいると練り物は膨張して、お鍋がパンパンになった経験はありませんか?
これが圧力鍋で行われてしまうと、圧力鍋の蒸気の通り道が塞がれてしまい、爆発する恐れがあります。これはとても危険です。
また、煮込みすぎると旨みが損なわれると言われています。
しかし、練り物はおでんにはなくてはならない具材です。
入れる際はじゃがいも同様、加熱調理後にお鍋に入れることで安全に、問題なく入れることができます。
ちなみに、爆発と聞くと「ゆでたまごは大丈夫なの?」と思われる方がいるかもしれませんが、ゆでたまごは圧力鍋で煮ても爆発の心配はありませんのでご安心下さい。
圧力鍋に入れてはいけないもの③:厚揚げ
圧力鍋に入れてはいけないものの3つ目は、「厚揚げ」です。
また、厚揚げだけでなくがんもどきなどの大豆加工製品が挙げられます。
大豆加工製品は煮込み過ぎるとスが入ってしまうため、圧力鍋に入れることはお勧めしません。
こちらもじゃがいも、練り物と同様に、おでんに入れる際は加熱調理後に入れると美味しく食べることができます。
下処理として、熱湯をかけて油抜きすると油臭さが消え、より一層美味しく食べることができます。
おでん圧力鍋で作る注意点は?
おでんを圧力鍋で作る際に注意する点は、2つあります。
また、これらはおでんを作る際だけでなく、圧力鍋を使用する際に気をつけなければいけないことですので、圧力鍋を使う際は覚えておいて下さい。
では順に見ていきましょう!
①お鍋の最大調理量を超えない
1つ目は、お鍋の最大調理量を超えないようにすることです。
圧力鍋には最大調理量が決められており、お鍋の内側に書かれています。
この分量を超えないように具材や水分を入れるようにしましょう。
分量を超えてしまうと、煮込んでいる間に出汁や具材が溢れてしまったり、蒸気の通り道を塞いでしまい、正常な圧力調理ができなくなってしまいます。
さらに、爆発するなんてことにもなりかねません。大変危険です。必ず最大調理量を確認して下さい。
②調理が終わってすぐに蓋を開ける
2つ目は、調理が終わってすぐに蓋を開けることです。
火を止めた後も、圧力鍋の中は圧力を保っており、中の具材はこの時点ではまだグツグツ煮ている状況です。
圧力がかかっている際は簡単に蓋は開かないようになっていますが、その状態で無理やり蓋を開けてしまうと、蓋や中の具材が飛び出してしまい、ケガや火傷の危険があります。
圧力を示すピンが上がっていて音がしているうちは、絶対に蓋を開けず、圧力が完全に下がってから蓋を開けましょう。
おでん圧力鍋で美味しく作るコツ
①具材の下ごしらえをすること
おでんを圧力鍋で美味しく作るコツは具材の下ごしらえをすることです。
具材を食べやすい大きさに切ってお鍋に入れるだけでも美味しくできますが、さらにひと手間加えると、より味の染み込んだおいしいおでんになります。
大根は輪切りにしたものを少し厚く皮をむき、十字に切れ込みを入れておくことでより味が染みて美味しくなります。
また、少し面倒かもしれませんが、面取りをすることで煮崩れがしにくくなります。
こんにゃくは少し塩を振り、手でもんで数分おいたものを水で洗い流します。これでアク抜きができます。
さらに、切り込みを入れることで、味が染み込みやすくなります。
②加圧が終わったらしっかり冷ます
そしてもう1つ、美味しく作るコツとして加圧が終わったらしっかり冷ますことです。
冷ますことで、味がしっかり具材に染みていきます。
食べる直前に、蓋を開けたまま温め直すと、味の染み込んだ熱々のおいしいおでんが食べられます。
圧力鍋で作ることで短時間で具材を柔らかくできますし、加圧中はお鍋の中を気にしなくても良いので、他の調理や片付けができ、便利でもあります。
是非、具材にちょっとひと手間を加えて、よりおいしいおでんを作ってみて下さい。
まとめ
おでん圧力鍋に入れてはいけないものは?注意点やおいしく作るコツ!について取り上げていきました。 いかがでしたか?
寒くなってくるとやっぱり“おでん”ですよね!
圧力鍋を使っておでんを作る際は入れてはいけないものがるなど、ちょっぴり注意が必要です。
便利な道具だからこそ、注意点をしっかり守っておいしく作りましょう。
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