あなたの悩みを解決できる方法があるなら、知りたくないですか?
日々感じているストレスや悩みは、あなたの「インナーチャイルド」が大きく影響しているかもしれません。
インナーチャイルドは子ども時代のネガティブな記憶や感情で、あなたの中に住み続けています。
そして現在の行動や思考に悪影響を与えていることがあります。
解決方法として、この記事ではインナーチャイルドの簡単な癒し方をご紹介します。
癒し方を理解し実践することで、インナーチャイルドによって上手くいかなかった悩みやストレスが解消し、あらゆる物事が楽に上手くいくようになるでしょう。
インナーチャイルドは簡単に癒せる
物事を好転させるほどにインナーチャイルドを癒すには、プロのカウンセラーやセラピーに頼るしかないと思っている人もいるかもしれません。
そんなことはありません。
インナーチャイルドは自分で癒せます。
それも簡単に、サッとできる方法があるのです。
確かに、プロに相談しインナーチャイルドを癒す手順を一から知ることも良い方法です。
しかし自分が辛いときやインナーチャイルドの影響だと気付いたときに、すぐできる方が良いのではないでしょうか。
また、インナーチャイルドはあなたの中の存在です。
その感情に寄り添い、感覚とじっくり向き合いながら、繰り返し癒してあげることが最高に効果的で効率の良い方法なのです。
自分でできる簡単な方法でインナーチャイルドを癒してあげましょう。
自分でできるインナーチャイルドの簡単な癒し方
自分で簡単にできるインナーチャイルドの癒し方を順に説明していきます。
①リラックスする
まずは体の力を緩めましょう。
静かな環境で深呼吸をしたり、軽くストレッチをするなどしてリラックスしてください。
リラックスすることで心が少し落ち着くはずです。
②悩みを特定する
次にあなたの感情や感覚に焦点を当てましょう。
どのような感情が湧いているのか、何に悩みストレスを感じているのかを探ります。
その中で解決したい悩みを1つ選びます。
まず1つに絞る理由は、悩みそれぞれに影響するインナーチャイルドが異なるからです。
③その悩みが浮上する具体的な状況や心境を思い出す
どのような状況で起きた出来事か、その時にどう感じたのか、あなたの抱える悩みの元を具体的に思い出していきます。
そのときの嫌な気持ちを思い出すことは辛く苦しいことですが、あえて向かい合う必要があります。
その時の感情を体感し、再認識しましょう。
④傷ついたインナーチャイルドを特定する
次に、あなたの子どもの時の記憶をなるべく詳しく思い出します。
ご自分が傷ついた出来事をすぐに思い出せれば良いのですが、思い出せない記憶がインナーチャイルドの原因になっていることも多くあります。
探すことは容易ではないですが、子どもの頃の写真を見るなどして、辛かったことや親との出来事などを、焦らずに遡ってみましょう。
自分史を作成するのも良いかもしれません。
その中で、あなたの悩みの源である「傷ついた出来事」を特定しましょう。
特定された出来事は、あなたのインナーチャイルドが生まれたきっかけです。
心で感じ存在を感じているものですので、特定した出来事やインナーチャイルドに正解不正解はありません。
「これかもしれない」と思える何かを感じるはずです。
⑤気持ちを開放し、間違った思い込みだと気付く
心の中で見つけたインナーチャイルドに声をかけましょう。
どうしたの?
何を感じているの?
本当は、どうしたかったの?
傷ついたインナーチャイルドの声を聞き、悲しみや怒り、寂しさなどの気持ちを自由に出してあげてください。
インナーチャイルドと一緒に心を開放した後に、インナーチャイルドが抱える気持ち=「思い込み」であることを疑ってみましょう。
「その思い込みは誰にでも当てはまる、普遍的な法則なのだろうか。」
「もしかすると、傷ついてそう思い込んでいただけなのかもしれない。」
傷ついて以降、自分は「そういうものだ」「そうしなければいけない」と思っていたけど、視点を変えると、思い込みの側面があったことに気づくでしょう。
すぐに「間違った思い込みだった」ということに気づく必要はありません。
あなたは今までそれが正解だと思って行動してきたので、心が揺れ動き気分が晴れないかもしれません。
そんな感情が出てきても大丈夫です。
それを否定する必要もなく、間違った思い込みであったという視点で見るだけです。
⑥インナーチャイルドに共感し言葉で癒す
思い込みによって傷ついているインナーチャイルドに共感した上で、言葉をかけてあげましょう。
例えば「今までよく我慢したね、これからは本当にしたいことをしていいんだよ」「比べられて悲しかったね、人からの評価はもう気にしなくていいんだよ」などです。
他には「あなたはそのままで素晴らしい存在だよ」「あなたはもう一人じゃないよ」でも良いでしょう。
無理に考え方を正すのではなく、寄り添いながらあなたがしっくりくる言葉でインナーチャイルドを癒す声かけをしてください。
インナーチャイルドに「〇〇していいんだよ」「〇〇しなくていいんだよ」と許可を与え、安心できるように抱きしめてあげるイメージで行いましょう。
⑦自分に自信をもち、新しいルールを決める
癒やされたインナーチャイルドは気持ちを開放し、気持ちのままに動くことが可能となります。
次に自分のなりたい姿を想像してみてください。
前向きになりたい人はポジティブな自分を、やりたいことがあるなら実際にしている自分の姿や感情を思い浮かべましょう。
ワクワク、ドキドキといった感情も一緒に感じられるよう具体的な想像がベストです。
これまでとは違う自分に自信をもち、新しい指針を立てて行動していきましょう。
自然と自分の思考パターンにも気付くでしょうから、再び傷ついたインナーチャイルドが頭を出しても「よしよし」と癒してあげて、新しい考え方や自分のルールを作ってください。
急に新しい世界に飛び込むには勇気がいります。
そんなときは1つずつで大丈夫。
小さな一歩でも積み重ねていくことで、大きな変化をもたらすはずです。
インナーチャイルドを癒すとどうなるかは別記事で説明しているので、参考にしてください。
インナーチャイルドを簡単に癒す、違ったアプローチ
深呼吸と瞑想
あえて休息を取り、心と体に余白を作りましょう。
深呼吸を行い心と体をリラックスさせ、インナーチャイルドとのやりとりに集中しましょう。
瞑想ではその世界の中で満足するまでインナーチャイルドと直接対話することができます。
どちらもあなた自身の集中を促す方法です。
インナーチャイルドに手紙を書く
インナーチャイルドへの感情や思いを紙に書くことは、心の状態を見える形で整理することになります。
インナーチャイルドをより身近に感じ思いを馳せることは、その時の思いや感じたことに気づくきっかけとなるでしょう。
これまでの説明と同様、インナーチャイルドを否定したり責めたりせず、ありのままを書いてください。
呼吸や瞑想と同じく、インナーチャイルドを癒す簡単で有効なアプローチです。
インナーチャイルドの簡単な癒し方 まとめ
今回はインナーチャイルドの簡単な癒し方をご紹介しました。
自分でいつでもどこでもできるので、プロのカウンセラーなど専門家に頼るよりも簡単ですね。
自分で行うインナーチャイルドの簡単な癒し方
- リラックスする
- 悩みを特定する
- その悩みが浮上する具体的な状況や心境を思い出す
- 傷ついたインナーチャイルドを特定する
- 怒りを開放し、間違った思い込みだと気付く
- インナーチャイルドに共感し言葉で癒す
- 大人になった自分に自信をもち、新しいルールを決める
無意識の領域にアクセスして感じる作業ですから、最初から一度にうまくいくとは限りません。
しかしこれらの方法を繰り返し試していくことで、完璧にではなくても何かしらの気付きや気持ちの変化があるはずです。
そうするとインナーチャイルドによって起きていた悩みや問題が徐々解決できるはずです。
あなた自身の考え方や捉え方を変えられるので、全てが上手くまわっていくように感じられるでしょう。
ニコニコ笑っているインナーチャイルドと一緒に、あなたらしい人生を過ごしてください。
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